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前回までに、「モノグラム」とは、どんなものなのか知っていただきました。
今回は、そのモノグラムにどう色づけをすればいいのかお話ししましょう。
モノグラムの色づけ方法は、これまでにお伝えした護符の色づけ方法とほぼ変わりません。
まずは、モノグラムの基数を、以前お話しした算出方法に従って導きだします。(第55回参照)
そして、紙に描く場合は白いものを選び、モノグラムそのものを基数に基づいた色で塗ります。
そうでなければ、護符自体を基数に基づいた色で塗って、モノグラムの部分にはその補色を塗ります。(第56、57回参照)
もし、基数が9になって背景が灰色となったのなら、モノグラムは黒や白などの無彩色にすればいいでしょう。
そのとき、背景が濃い灰色であればモノグラムは白、淡い灰色なら黒に塗ればいいのです。
しかし、これにも例外があります。それは、銘文のルーンからモノグラムを作る場合です。
この場合は、二度以上使われる文字は削除する、というのがルールに加えられるのです。
ではここで、これまで何度か出てきた銘文、「I want skill in my trade」(我、商売に巧みにならん)を例にとってみましょう。
これを護符の周囲に刻む代わりに、モノグラムとして用いる場合、二度以上使う文字「i」「l」「n」「t」「a」は省略します。
このようにして残ったものは、「IWANTSKLMYRDE」となります。
これらのアルファベッドを元に基数を求め、そして、今までと同じようにして、モノグラムにつける色を決定すればいいのです。
以上で、護符の知識、作り方など、そのすべてをお伝えすることができました。
これであなたも、思い通りの護符を作ることができるはずですから、ぜひ挑戦してみてください。
そして今回で、「ルーン・ロア〜魔術の紹介〜」は最終回となります。
今まで、ルーンの意味、魔術、北欧の神々についてなど、さまざまなことをお伝えしてきましたが、ルーンに対するあなたの理解を深め、日々の生活に役立てることはできたでしょうか。
これからも、思い返したり、読み返したりして、もっとルーンを身近に感じ、神々の声に耳を傾けてみてくださいね。
そして、どうかあなたに、北欧秘石の力がもたらされますように……。
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